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2009年春に [Chet Baker Sings] を紹介しましたが、冬はやっぱり[Let'S Get Lost]でしょう。 超名作 [Chet Baker Sings] から34年、死の直前の静かなる傑作。 ゆったりと流れる、フランク・ストラッゼリのピアノの音に浮かんでいるような、チェット・ベイカーのかすれた声。ハードボイルドな空気が一瞬漂う。(いい意味の脱力感とはこの事か!?紆余曲折の人生からくる余韻の長さを感じる。) 1曲目[MOON & SAND] から、チェットの世界に優しく引きずりこまれてしまう。「たとえもう二度と口づけをすることはなくても…今夜だけはふたりの思うまま。月と浜辺、そして愛の魔法。」と歌うチェットの思いが何とも深い。 究極のロマンチシズム!! 面白いのは唯一のインストゥルメンタルである8曲目[PORTRAIT IN BLACK & WHITE] アントニオ・カルロス・ジョビンの曲をアコースティック・ギターとトランペットという、かけ離れた音の掛け合いで演奏している。チェットの幅広い発想と、豊かな表現力には感心させられる。 10曲目[MY ONE AND ONLY LOVE] はジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマンに収められていたBarには欠かせない名曲。チェットのヴォーカルとトランペットのバランスの良さが一番感じられる作品。 そして生涯最期の曲[ALMOST BLUE] やはり?最期はBLUEなのか? 見事に仕事を成し遂げたという感じだ。 全12曲、多少の濃淡はあるが、同じ色調で美しくまとめられている。 若い時もそうだったと思うが、チェットが吹くトランペットの音色と声色は、同じ気持ちを表現しようとしているのが伝わってくる。 あまりにも繊細過ぎた天才トランペッター、チェット・ベイカーよ、永遠なれ!! ……………………………………………………………………………………………………… ヴィネリア・リンコントロ 〒530-0047 大阪市北区西天満4丁目12-10-101 TEL 06-6311-7007 営業時間 17:00〜26:00 リンコントロホームページはこちら
by vinerialincontro
| 2010-12-11 13:35
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